まず、人工透析について説明する前に、腎臓の働きについてお話ししましょう。
【腎臓の働き】

  1. 体の中で不要になった老廃物を排泄します。
  2. 水分の調節をします。
  3. 電解質のバランスを調節します。
  4. 血液を弱アルカリ性(pH=7.4)に保ちます。
  5. 骨髄というところで作られている赤血球の産生を促す造血刺激ホルモンを分泌します。
  6. ビタミンDを腸から血液中のカルシウムの吸収を助けるのに使われる活性型ビタミンDにします。
  7. 血圧の調整をします。
  8. 不要になったホルモンを不活化します。

様々な原因によって腎臓が障害を受け、腎臓が上にあげた本来の機能を果たせなくなった状態(こういう病態を慢性腎不全といいます)になった患者さんに対して、尿毒素という老廃物や余分な水分を取り除き、電解質を調整し、血液中のpHを一定に保つのが、人工透析なのです。

通常、腎不全の患者さんに一週間に2〜3回、1回に3〜5時間かけて透析を行います。

当院では、現在26名(透析ベッドは10床)の患者さんがこの治療を通院で受けておられます。


現在の透析時間帯は次の通りです。

月・水・金 午前6時30分 〜 午後6時
火・木・土 午前6時30分 〜 午後3時